
イベントで号砲を鳴らす中原八一新潟市長。今年に入り地域行事に細かく顔を出している=新潟市中央区
現在2期目の中原八一新潟市長(66)は17日で任期満了まで残り1年となる。昨秋体調不良で3カ月間療養したが、3期目出馬への態度は明らかにしていない。現在は「健康不安説」を払拭するように地域行事などへ精力的に顔を出しており、「続投に意欲あり」とみる関係者は多い。一方、現時点でほかに立候補に向けた動きはない。中原市政に批判的な市議らは、来年の知事選を挙げ「具体的な動きはその後」と様子見の構えだ。
「考える余裕は全くない。今の課題を全うする思いで一日一日を頑張っていく」。1年後の市長選への対応について中原氏は11月初め、新潟日報社の取材にこう述べ、明言を避けた。
中原氏は自民党の県議、参院議員を経て2018年の市長選に自民の支持を受けて...
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