
上越市は25日、今夏の渇水で水道水を確保するため消雪用井戸を浄水場に引き込む配管工事費など、一連の経費が8億8千万円程度になるとの見込みを明らかにした。
県営高田発電所の管破断事故と少雨の影響で正善寺ダムの水位が低下し、市は断水を回避するため市民に節水要請する一方、消雪用井戸を城山浄水場などに引き込む配管工事を実施。支出に12億9830万円を追加する2025年度水道事業会計補正予算を8月に専決処分した。
渇水は県営高田発電所の管破断事故の影響も大きかったことから、費用について西山勝寛ガス水道局長は「機会があるごとに県と調整している。今後、要望も考えている」と話した。
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