体操女子元日本代表の大島杏子さんが児童にマット運動を教えた出前授業=上越市飯
体操女子元日本代表の大島杏子さんが児童にマット運動を教えた出前授業=上越市飯

 北京五輪などに出場した体操女子元日本代表の大島杏子さん(39)が上越市の飯小学校で出前授業をした。子どもたちは開脚前転や側転のこつを聞き、体操の楽しさを学んだ。

 県の「アスリート派遣による学校体育支援事業」で10月にあった。

 授業では4年生約50人がマット運動に挑戦した。大島さんが手本を見せ、開脚前転をする子どもたちに「頭のてっぺんじゃなくて頭の後ろをマットに付けて」などと指導。子どもたちはスムーズに回れるようになると喜んでいた。

 教員向けの研修も開かれ、上越地域の小学校教員ら約30人が参加した。大島さんは、倒立は片足をあげて手で体を支える感覚をつかませることから始めると良いとアドバイスした...

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