第56回県ジュニア美術展覧会(新潟日報社など主催)の新潟展が26日、新潟市中央区の新潟日報メディアシップで開幕した。クレヨンや絵の具、色紙などで表現された華やかな色づかいに、訪れた人は思わず引き込まれていた。12月7日まで。
県内の園児、小中学生らから応募のあった1万5896点のうち、入賞作品922点が展示されている。子どもたちが学校での何げない日常や家族との思い出などをのびやかに描いた力作が並んだ。
小学4年生の孫が港で大物を釣った場面を描いた作品で入賞し、夫婦で見に訪れた新発田市の自営業(67)は「ゴールデンウィークに一緒に行った魚釣りが孫の良い思い出になったようでうれしい。どの作品も発想が豊かで、タッチもさまざまで見応えがあった」と笑顔を見せた。
入場無料。新潟展の後、12月11〜16日に長岡市立中央図書館・美術センター、1月21〜26日に柏崎市立図書館ソフィアセンター、1月29日〜2月3日に上越市市民プラザを巡回する。

















