
ステンレス鋼材卸の遠藤ステンレス(燕市東太田)が新潟地裁三条支部から破産手続き開始決定を受けたことが2日、分かった。帝国データバンク新潟支店によると、負債総額は約8000万円。破産開始決定は11月19日。
帝国データバンクによると、遠藤ステンレスは1987年に設立。ニッケル系やクローム系のステンレス鋼材を取り扱い、薄板を主体として一次加工も含めた付加価値商品を販売するほか、軽量スプーン、おたまなど自社で企画した金属雑貨の卸売りも行っていた。
2001年7月期には年売上高約1億6000万円を計上したが、以降は業績低迷が続き、08年7月期は約1億2000万円に低下。17年中に事業を停止し、その後...
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