勝者に贈られるチャンピオンベルトを手にする兄の髙橋琥珀さん(右)と弟の碧さん=新潟市東区
勝者に贈られるチャンピオンベルトを手にする兄の髙橋琥珀さん(右)と弟の碧さん=新潟市東区

 アマチュアキックボクシングの全日本選手権大会で、新潟市東区の中学1年生髙橋琥珀(こはく)さん(13)と小学5年生の碧(あお)さん(11)の兄弟がそろって優勝した。2人は今年、全国規模のアマチュア大会でタイトルを取り続ける実力者。「目標は世界チャンピオン」と口をそろえ、連日練習に励んでいる。

 大会はアマチュアキックボクシング協議会の主催で、千葉市で11月に開かれた。複数ある全国規模の大会でも国内最大規模にあたる。2人は9月の地区予選で新潟県代表に選出され、琥珀さんは中学男子38キロ以下、碧さんは小学5・6年男子31キロ以下のクラスでそれぞれ頂点に立った。

 琥珀さんは決勝で、...

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