トキエアが中部国際空港内に借りた格納庫(中部国際空港提供)
トキエアが中部国際空港内に借りた格納庫(中部国際空港提供)
トキエアが中部国際空港内に借りた格納庫(中部国際空港提供)
トキエアが中部国際空港内に借りた格納庫(中部国際空港提供)

 新潟空港を拠点とする航空会社トキエア(新潟市東区)にとって、運航の安定性が問われる“試練”の冬を迎えた。昨冬は年末年始に機材の故障などで欠航が相次いだため、格納庫を中部国際空港(愛知県)に確保し、天候に左右されずメンテナンスできる環境を整えた。悪天候時に着陸できる可能性を高める運航資格も取得。今冬は機体トラブルで目立った欠航はなく、トキエアは「安心できる態勢であることを乗って体感してほしい」としている。

 当時2機態勢だったトキエアは2024年12月から25年1月にかけ、落雷で1機が故障、もう1機にも不具合が見つかり、2度の全面運休に陥った。影響人数は計約3500人に及んだ。当時は格納庫がなく...

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