営業車などにマグネットシートを貼り、クマへの注意を呼びかける新発田菖城ライオンズクラブの会員ら＝新発田市大手町２
各地でクマの出没や被害が相次ぐ中、新発田市の新発田菖城（しょうじょう）ライオンズクラブが、会員企業の社有車を利用した見守り活動を始めた。クマの出没注意を呼びかけるマグネットシートを車体に貼り、営業などの移動を兼ねて市民に安全を促す。
県が製作し、運送業者のトラックや、自治体の公用車などで活用している「クマ注意」と書かれたマグネットシートを使用する。１０枚を会員に配布。各自が企業の営業車などに貼り、市内を走行しながら注意喚起する。
２日に新発田市内で出発式を行い、新発田菖城ライオンズクラブ会長で建設業の安田将和さん（４９）は「クマを見かけたら、慌てず市などに連絡してほしい」と呼びかけた。
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