地域医療の連携の大切さについて語った鎌田實さん=上越市下門前
地域医療の連携の大切さについて語った鎌田實さん=上越市下門前
地域医療の連携の大切さについて語った鎌田實さん=上越市下門前
地域医療の連携の大切さについて語った鎌田實さん=上越市下門前

 長野県の諏訪中央病院名誉院長で作家の鎌田實(みのる)さん(77)が、上越市下門前のリージョンプラザ上越で、地域医療をテーマに講演した。「人手不足で医療、看護、介護現場は苦しいが、そういう時こそチームになることが必要」と呼びかけた。

 県病院局とJA新潟厚生連が主催。11月に開かれ、県内の医療関係者約200人が参加した。

 鎌田さんは、2020年から10年間で上越地域の介護職員が大幅に減少すると強調。赤字経営を立て直した諏訪中央病院の経験も紹介し「若い人に看護・介護が面白いという姿を見せ、働きたくなる病院をつくってほしい」と語った。

 パネルディスカッションでは上越地域の看護師や保健師ら5人と鎌田さ...

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