妙高市出身のクロカン元五輪選手、恩田祐一さんが小中学生コーチ　地域移行の部活動受け皿に

　妙高市出身のクロスカントリースキーの元五輪選手、恩田祐一さん（４５）が、市内で活動する小中学生向けスポーツクラブ「ＪＴＣ妙高」でコーチを務めている。「地域移行が進む中学校の部活動の受け皿にしたい」と意気込んでいる。

　恩田さんは２００６年トリノ大会を皮切りに冬季五輪に３回連続で出場。マウンテンバイクへの転向を経て１９年にスキーを含む競技から退いた。引退後、長野市のスキーメーカーに勤めていたが、昨年１０月から妙高市のスキー場で働いている。

　ＪＴＣ妙高は地元のクロカン経験者ら有志が１６年に立ち上げた。クロカンに取り組む小中学生のトレーニングが主な目的で、部活動で陸上など他の競技を行っている生徒らも...