~ブランド価値を世界へ。70周年記念のメディアツアーに8カ国の記者が参加~
[画像1]https://digitalpr.jp/simg/1620/124578/700_467_20251212100109693b695589b88.jpg
本社で行われた開発者プレゼン。電動スクーターのコンセプトモデル「ELOVE」を取材する海外メディアの記者の方々
ヤマハ発動機の「歴史と未来」を紹介
自律走行する電動スクーター「ELOVE」の横を歩きながら、インドの大手ウェブメディアの記者が撮影用のスマートフォンのカメラに向かい、当社の最新技術を力説しました。「電動ステアリングの技術によって(スクーター自身が)バランスをとって自律走行をしています。まだコンセプトモデルの段階ですが、こういった車両が普及すれば将来我々の生活から車両転倒による事故死を減らすことができるでしょう」ー。
10月中旬、当社広報グループと海外拠点のPR担当者が協業した大規模メディアツアーが本社(静岡県磐田市)を起点に4泊5日の行程で行われました。ヤマハ発動機が今年創立70周年の節目であることから企画された同ツアーには、アジア、オセアニア、北南米の8カ国から計15人の記者が参加。「歴史と未来」をテーマに、コンセプトモデル開発者が登壇する説明会や2月に稼働を始めたカーボンニュートラル対応の「新塗装ライン」の見学会のほか、宮城県仙台市にある当社のモータースポーツ施設「スポーツランドSUGO」で開催された歴史車両走行会も行程に入れ、最先端の技術や製品の歴史など、さまざまな角度から海外メディアの方々に取材頂きました。
[画像2]https://digitalpr.jp/simg/1620/124578/600_400_20251212100206693b698e9e235.jpg
スーパーカー「OX99-11」などを走行させた歴史車両走行会=宮城県仙台市のスポーツランドSUGOで10月18日撮影
海外拠点と協力、露出を多数獲得
メディアツアーを企画した本社広報グループの本間直子さんは、今回の狙いについて「当社では二輪車やマリン製品をはじめ、様々な製品を、世界180以上の国と地域で提供しています。そんな世界各国でのプレゼンス向上のために、現地メディアとのリレーションも重要な広報戦略の1つです」と話します。売上収益の面で見ても、当社の海外売上比率は9割を超えます。
各国の有力メディアに取材頂いた内容はウェブサイトやSNSを中心に、記事や動画など、200件近い報道実績が確認されました。数値以外の面でも、今回のメディアツアーの実施は今後の海外広報のPR戦略を検討する上での糧になったと本間さんは言います。
「メディアツアーをするにあたって、各拠点のPR担当者には『現地で影響力のあるメディアを招待したい』と伝えました。するとアジア地域の担当者から提案を受けたメディアはほぼ“オンラインメディア”でした。若者世代の人口の多いエリアならではの傾向なのかと感じました」とし「彼らは記者独自の説明を織り込み、一種インフルエンサー的なスタイルで、“動くコンテンツ”を熱心に撮影していました。今回のようなツアーをまた行う際は、国ごとの特性を見極めたPR企画に取り組みたいです」と語りました。
[画像3]https://digitalpr.jp/simg/1620/124578/600_510_20251212100212693b6994872b5.png
当社の売上収益の地域別内訳。海外比率は93.7%を占める (2024年12月期)
■広報担当者より
ツアーではコンセプトモデルを実際に走行させての撮影機会や開発に情熱を傾けた社員へ直接質問ができる場を設け、当社のものづくり精神など目に見えないものまで深く理解いただけたと感じました。インターネットを使って簡単に情報を発信できる時代ですが、情報を実際に目で見ていただくことは、単なる知識の共有にとどまらず、感覚や感情に訴え、記憶に残る体験になるという意味で、重要な広報戦略だと思いました。
本件に関するお問合わせ先
コーポレートコミュニケーション部 広報グループ
本社:0538-32-1145 / 東京:03-5220-7211







