
自身の作品を前に、かやぶき民家の魅力などを語る早津剛さん=津南町下船渡
かやぶき屋根の民家や風景を描く魚沼市の画家、早津剛さん(87)のギャラリートークが、津南町下船渡の農と縄文の体験実習館「なじょもん」で開かれた。「周りの景色と建物の仲が非常に良い」などと、かやぶき民家の魅力を語った。
町埋蔵文化財センター「うもれあ」の開館に合わせ、早津さんは津南町や長野県栄村で描いた33点を津南町に寄贈。ギャラリートークは、寄贈作品を紹介する企画展の一環として11月上旬に開かれた。
早津さんは雨や雪の日でも現地に行って描くことにこだわっており「その日の空と同じにしようと色を塗っているので、作品によって空の色が違う」と自らの作風を解説した。描き始めた60年ほど前から「かやぶき...
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