
職員が強盗への対応を確認した訓練=9月2日、南魚沼市のゆきぐに信用組合石打支店
強盗や特殊詐欺の被害を防ごうと、ゆきぐに信用組合(南魚沼市塩沢)は、南魚沼署、小出署とそれぞれ防犯訓練を行い、緊急時の対応方法や注意点などを確認した。
強盗訓練は2日、南魚沼市関の石打支店で行い、職員7人が参加した。犯人役の南魚沼署員が客に扮(ふん)した組合職員を人質に取り、「金を出せ」と大声で脅し、支店窓口で刃物を見せて現金を要求した。職員らは犯人に気付かれないように、非常通報ボタンを押して対応。金を受け取って逃げる犯人を追いかけ、犯人の特徴をメモした。
窓口で強盗犯に対応した職員(26)は「訓練だと分かっていても動揺して、手が震えた。日ごろから、職員同士で声を掛け合っているが、不審な人に...
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