
西堀地下施設を巡る市長の減給議案を採決した市議会総務常任委員会=22日、新潟市議会
新潟市議会12月定例会の総務常任委員会が22日に開かれ、地下商店街「西堀ローサ」の運営会社に市が貸し付けた9億円などの債権放棄の責任を巡り、中原八一市長の給与を減給10分の1(1カ月)とする議案を賛成多数で可決した。25日の本会議の採決でも可決される見通し。
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同じ議案は6月定例会の総務委、本会議でいずれも否決された。このとき、8会派のうち賛成は新潟市公明党のみだった。
市はこの後、市の責任について弁護士と学識経験者に評価を依頼。市が独自でまとめた見解を「おおむね異論はない」とする評価を得た。また中原市長は今後のローサの利活用を巡り、副市長をトップとするプロジェクトチーム(PT)を立ち上げるな...
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