「野球のまち」を掲げる徳島県阿南市の元市長と元担当課長が、地元での取り組みを語った座談会=27日、新潟市中央区
「野球のまち」を掲げる徳島県阿南市の元市長と元担当課長が、地元での取り組みを語った座談会=27日、新潟市中央区

 野球を生かしたまちづくりについて理解を深め、可能性を探る座談会が27日、新潟市中央区のホテルで開かれた。「野球のまち」を掲げる徳島県阿南市の元市長らが事例を紹介し、野球を軸にした観光施策について語った。

 市中心部でのドーム球場建設や、球場を生かした地域活性化を目指す市民団体「日本海ドームシティプロジェクト新潟市民の会」が企画。会員や野球関係者らが参加した。

 座談会には、阿南市の元市長岩浅嘉仁さん(71)と、元市職員で2010年に誕生した「野球のまち推進課」の初代課長を務めた田上重之さん(73)が参加し、意見交換した。

 2人は、野球に関する施策が、まちの認知度向上や経済効果の創出に結びついたと...

残り166文字(全文:466文字)