
仮放免の人らに届ける野菜などを箱詰めする「つくろい東京ファンド」のスタッフら=東京都内
日本で暮らす外国人が増え続けている。今や社会に欠かせない存在だが、在留資格を得られず、身を潜めて生きざるを得ない人もいる。排外主義的な風潮も強まる中、真の「共生」に必要なことは何か。困窮する外国籍の人や日本人の支援者の話に耳を傾けた。
「無理やり帰されるかもしれず、怖いです」
南アジア出身の60代の男性は、支援を受ける一般社団法人「つくろい東京ファンド」(東京)の事務所で訴えた。母国で政治的迫害を受けて身の危険を感じ、日本に逃れてから15年以上。難民認定申請は何度も退けられ、健康上などの理由で収容を一時的に解かれた仮放免の身だ。
事務局長の大沢優真さんは「仮放免の人は就労を認められず、健康保...
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