ニューヨーク・マンハッタンにある州認可の大麻販売店=2月(共同) 
 ニューヨーク・マンハッタンにある州認可の大麻販売店=2月(共同) 
 「大麻配達します」と書かれた看板広告=2月、ニューヨーク・マンハッタン(共同) 

 世界有数の華やかなイメージがある都市、ニューヨークに赴任して面食らったのが、街中の至る所で漂う嗅ぎ慣れない異臭だ。発生源は程なくして分かった。2021年に合法化されて以降、今や日常風景となった娯楽用大麻の路上喫煙だ。

 「大麻配達します」「州認可店」。市中心部のマンハッタンを歩いていると、販売店や広告をよく見かける。店内をのぞくと喫煙用の商品以外にも、成分が入ったチョコやグミなどがカラフルな包装で売られている。

 合法化後、ニューヨーク州の売り上げは右肩上がりで、昨年は約15億ドル(約2300億円)に上った。市では大麻使用率がたばこの約2倍とのデータもある。「ダメ。ゼッタイ。」が染み付いた身から...

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