
開幕した中国全人代=3月5日、北京の人民大会堂(共同)
中国の全国人民代表大会(全人代)が3月5日に始まり、李強首相は政府活動報告で昨年の回顧と今年の施政方針を述べた。2026年が初年度の「第15次5カ年計画」も重要議題となった。習近平指導部の方針を以下のように分析する。
▽鍵は科学技術
中国指導部は最近、過去1年間を「並大抵ではなかった」と形容し、内外の環境変化に高い警戒感を示している。習国家主席の最近の演説でも同様の表現が見られた。
共産党にとっては確かに「並大抵ではない」状況だ。外部環境を見ると、トランプ米大統領の就任から1年。国際的な政治経済情勢の変化は激しく、米中対立が続いた。日中関係は低迷し、中東の紛争は収束の兆しが見えない。
国内で...
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