22日の参院選公示前最後の週末となった18、19日、与野党の大物議員が新潟選挙区(改選数1)の候補予定者を応援するために続々と来県した。自民党は首相経験者の菅義偉、麻生太郎両氏が相次いで訪れ、新人小林一大(かずひろ)県議(49)を後押し。立憲民主党は4選を目指す現職森裕子・党参院幹事長(66)の応援で、小川淳也政調会長らが熱弁を振るった。新潟選挙区は両党がともに最重要選挙区と位置づけ、全国でも屈指の激戦区。公示前から前哨戦が過熱している。

小林一大氏(右から2人目)の応援でマイクを握る自民党の菅義偉前首相=6月19日、長岡市

 菅前首相は19日、弥彦村、燕市、長岡市を巡って集会や街頭で演説した。燕市のホテルで開かれた小林氏の集会では約300人を前に、新型コロナウイルス対応や安全保...

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