イタリア・ミラノのサラ市長=2025年12月、ローマ(AP=共同)
 イタリア・ミラノのサラ市長=2025年12月、ローマ(AP=共同)
 イタリア・ミラノの平和の門周辺で警戒に当たる警察軍の隊員=29日(共同)
 イタリア・ミラノの平和の門周辺で警戒に当たる警察軍の隊員=29日(共同)
 ミラノの大聖堂周辺に集まったイタリアの警察当局者ら=29日(共同)
 ミラノ・コルティナ冬季五輪のメインプレスセンター周辺で警備に当たるイタリアの警察当局者ら=29日、ミラノ(共同)
 イタリア・ミラノの大聖堂周辺で警戒する警察軍の隊員=29日(共同)

 ミラノ・コルティナ冬季五輪で米国の移民・税関捜査局(ICE)の職員が米国関係者の警護や警備活動を支援する計画が浮上し、波紋が広がっている。世界で対立を生むトランプ米大統領の影がちらつき、国際オリンピック委員会(IOC)や大会組織委員会は動向に気をもむ。「調和」を訴える開会式は1週間後。思わぬ関与で平和の祭典に不穏な空気が流れる。

 ▽高まる緊張

 「ICEは殺人を行う組織だ。人々の家に勝手に入っていく。歓迎されていないのは明らかだ」。五輪開催地の一つ、イタリア北部ミラノのサラ市長は27日、計画の報道を受けて猛反発した。

 ICEは強硬な移民取り締まりで知られ、今月には米中西部ミネソタ州ミネアポリス...

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