改修工事中の米FRBを視察するトランプ大統領(左)とパウエルFRB議長=2025年7月(ロイター=共同)
 改修工事中の米FRBを視察するトランプ大統領(左)とパウエルFRB議長=2025年7月(ロイター=共同)
 改修工事が進む米FRBの建物=14日、首都ワシントン(ゲッティ=共同)

 米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長選びが大詰めを迎え、トランプ大統領は近く「第2次政権で最重要の人事」(米メディア)を発表する。政策金利の引き下げを執拗に迫るトランプ氏の圧力を受けながらも、次期議長が金融政策に関する中央銀行の独立性を維持できるかどうかは、今後の世界経済や円相場も左右する可能性がある。

 ▽政治との距離

 「政治に巻き込まれてはいけない」。5月に任期満了となるパウエルFRB議長は28日の連邦公開市場委員会(FOMC)後の記者会見で後任への助言を問われ、政治との距離を取る必要性を強調した。

 FRB本部の改修工事に関する議会証言を巡ってパウエル氏自身が捜査対象になったことを、利...

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