荒波が続き、観光客の足が遠のく冬の佐渡。だが、島の料理人は口をそろえる。「冬こそうまい食材がたくさんあるんだ」と。脂が乗ったブリにメジマグロ、滋味あふれるカモ料理…。プロが語る自慢の「サドメシ」について耳を傾けた。
両津の中澤仲助商店店主 中澤裕史さん(54)
両津地区の夷と湊は漁師町で、魚を使った総菜屋さんや鮮魚店が比較的残っています。うちは曽祖父の仲助が魚を加工・販売する店を開き、100年以上続いています。今は干物が中心で、イカをはじめ、アジやタイなど15種類ほどを商品化しています。
佐渡は魚が豊富。特に冬はブリやサバ、カレイなど脂が乗ってくる魚が多いので、市場に買い付けに行くのが楽しみ。干し時間はおおむね半日ほどですが、日々の気温...
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