
近畿大の牧輝弥教授
近畿大の牧輝弥教授は、大気を浮遊する微生物を研究する第一人者だ。微生物は発酵食品や感染症など人間にとっては身近な存在。大半は土壌や海、森林などにいるが、ふわふわと飛びながら活動するものがある。どんな特徴があるのか。牧さんは「調べると日々新しい真実が明らかになり、やりがいにあふれている」と語る。
微生物は大きさ1ミリ以下の生物の総称で、細菌や、キノコやカビなどの真菌、アメーバなどの「原生生物」を含む。牧さんによると、オフィスや学校では空気1リットル当たり100個以上が漂い、人間は一日の呼吸で約125万個を鼻や口から出し入れしている。「鼻くその粘りけはブドウ球菌が乾燥から身を守るために出した膜」...
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