
衆院選圧勝を受け記者会見する自民党総裁の高市首相(左端)=9日、東京・永田町の党本部
自民党は衆院選で3分の2を超え、憲法改正の国会発議に向けた要件の一つをクリアした。18日召集の特別国会に向け、衆院憲法審査会の会長ポストを取り戻し、改憲論議の加速に前のめりだ。ただ参院はなお少数与党が続く。緊急事態条項を巡る議論の進捗状況も衆院と溝がある。高市政権が目指す国民投票にたどり着くのは容易でない。
▽委員構成一変
「少しでも早く憲法改正の賛否を問う国民投票が行われる環境をつくれるよう、粘り強く取り組む覚悟だ」。高市早苗首相は衆院選の自民圧勝を受けた9日の記者会見で意欲を示した。
改憲の流れは、各党が原案を国会に提出することから始まる。衆参両院の本会議で総議員の3分の2以上の賛成で可...
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