
バーで取材に応じるダニエラさん(仮名)=1月、コロンビア・ククタ(共同)
米国が攻撃を敢行したベネズエラでは強権体制の下、長年の経済危機で多くの国民が困窮生活を強いられてきた。中には隣国に出て性を売る女性もいる。心疾患を抱える長女と高齢の母親を養うシングルマザーは「家族を支える」との一心で身も心も削っている。苦難を乗り越え、研究者になる夢を追う平穏な日々が訪れることを待ち望む。
「ベネズエラでは必要な額のお金を稼げない」。1月下旬、20代のダニエラさん=仮名=が力なく語った。母(71)と長女(7)がいる西部メリダ州で週3日ほど幼稚園教諭として働き、残りは国境を接するコロンビアの北部ククタにあるバーで体を売る生活を送る。
ククタで働き始めたのは2024年11月。母が...
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