日本、英国、イタリアが共同開発する次期戦闘機の模型=2025年9月、ロンドン(共同)
 日本、英国、イタリアが共同開発する次期戦闘機の模型=2025年9月、ロンドン(共同)
 次期戦闘機開発の構図

 日本と英国、イタリアによる次期戦闘機の共同開発にドイツが加わるとの観測が強まっている。ドイツが戦闘機開発で手を組むフランスと対立を深めているためだ。実現すれば、少なくとも数兆円に上る見込みの巨額の開発費を分け合える半面、「各国の役割分担を見直すことになれば配備が遅れる」(日本政府関係者)との懸念もあり、障壁は高い。

 ▽失敗

 「フランスとドイツの戦闘機開発は失敗した」。イタリアのクロセット国防相は昨年12月、議会でこう発言し、ドイツが日英伊の計画に加わることに期待感を示した。

 ドイツはフランス、スペインと戦闘機を共同開発し、2040年までの配備を目指す。だが、フランスの航空機メーカー、ダッソー...

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