ミラノ・コルティナ冬季五輪のノルディックスキー・ジャンプ男子個人ラージヒルを終え、父学さんと抱き合う二階堂蓮=14日、イタリア・プレダッツォ(共同)
ミラノ・コルティナ冬季五輪のノルディックスキー・ジャンプ男子個人ラージヒルを終え、父学さんと抱き合う二階堂蓮=14日、イタリア・プレダッツォ(共同)
男子個人ノーマルヒル 二階堂蓮の1回目の飛躍=プレダッツォ(共同)
ラージヒルで調整する二階堂蓮=プレダッツォ(共同)
ミラノ・コルティナ冬季五輪のノルディックスキー・ジャンプ男子個人ラージヒルで銀メダルを獲得した二階堂蓮=14日、イタリア・プレダッツォ(共同)
男子個人ラージヒルで銀メダルを獲得し、父学さん(右)と記念写真に納まる二階堂蓮=プレダッツォ(共同)

 始まりは遊びだったという。スキージャンプの「体験会」。子どもたちがスキーを履き、雪の上を飛ぶ。それをきっかけに、小学2年になった息子は父に告げた。

 「僕やる」

 競技の道を選ぶと決めたのだ。かつての自分と同じように。

 決意を聞いた二階堂学さん(59)はこう返した。

 「じゃあ父さん、おまえを世界に出すまで面倒見るからな」

 あれから約15年後、父子の思いは結実する。

 2月9日、ミラノ・コルティナ五輪の男子個人ノーマルヒル。会場は、学さんが選手として出場した世界選手権と同じプレダッツォ。その特別な場所で、二階堂蓮(24)が見事な飛躍で銅メダルを獲得した。14日のラージヒルでは銀メダル。2回とも、学さ...

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