飲食料品の消費税を2年間ゼロにする公約を掲げた自民党は衆院選で圧勝し、高市早苗政権が本当に消費税減税を実施するのかどうかが今後大きな焦点となる。他方、2025年の実質経済成長率が1・1%と2年ぶりにプラスに転じ、減税実施の大義は薄れた。高市首相は事の理非をよくよく考える必要がある。
衆院選後、財政の悪化リスクを映す国債市場は予想外に落ち着いている。長期金利の指標である10年物国債の利回りは投開票日翌日の9日こそ上昇したが、その後は下落傾向にあるからだ。
選挙結果を踏まえれば高市政権が積極財政路線を進め、危機的状況にある財政が一層悪化するとの思惑が強まり、国債を売る動きが広がって金利が急騰して...
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