性犯罪被害者らを対象にしたアンケートの結果について記者会見するひかりさん=2026年3月2日、東京都内
 性犯罪被害者らを対象にしたアンケートの結果について記者会見するひかりさん=2026年3月2日、東京都内
 性暴力対策で被害者が希望すること
 警察の事情聴取についてどう感じたか、検察官の対応についてどう感じたか
 警察、検察の対応で性犯罪被害者が「傷ついた」という自由記述の内容事例
 性犯罪被害者を対象にしたアンケートについて話す池田鮎美さん=2026年3月4日、東京都内
 インタビューに応じるひかりさん=2026年3月4日、東京都内

 性犯罪の被害者はなぜこれほどまでに打ちのめされ続けなければならないのか。

 まず事件そのものによって心身を蹂躙(じゅうりん)され、尊厳を打ち砕かれる。そして心的外傷後ストレス障害(PTSD)などに苦しむ。やっとの思いで被害届を出せたとしても、捜査段階で二次被害に遭えば、さらにどん底に突き落とされる―。

 元大阪地検検事正による性被害を訴えている女性検事、ひかりさん(仮名)と支援者らが、性犯罪被害者を対象に実施したアンケートの結果(速報値)は、被害者が警察や検察による「二次加害」におびえ、傷ついている実態を浮き彫りにした。(共同通信編集委員 田村文)

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 調査...

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