建設中の屋島山上水族館=1969年、高松市
 建設中の屋島山上水族館=1969年、高松市
 開業して間もない頃の屋島山上水族館の水槽。世界初のアクリル製回遊型=1970年、高松市
 米国のモントレーベイ水族館に水槽を増設する工事=1994年7月
 アラブ首長国連邦(UAE)・ドバイのショッピングモールに設置した大型水槽
 美ら海水族館の大型水槽=沖縄県本部町

 NIPPURAは水族館の水槽向け大型アクリル板で世界シェア1位の企業だ。60カ国以上に納入した。本社は香川県三木町。1969年に敷山哲洋さん(故人)が高松市に「日プラ化工」を設立したのが始まり。製造するアクリル板は、厚さ70センチを超える製品もあり、強い水圧に耐える。(共同通信=浜谷栄彦記者)

 1969年、高松市の屋島山上水族館(現・新屋島水族館)から「魚の回遊が見られる大型水槽」を受注した。当時はガラス製が一般的。敷山さんは、柱のない大きな開口を持つ水槽を造りたいという依頼主の要望に応えて、世界初のアクリル製回遊水槽を完成させた。

 その後、国内事業は大手メーカーとの競合で苦戦し、海外に活路...

残り161文字(全文:461文字)