弁当店の倒産が増えている。帝国データバンクによると、2025年の負債額1千万円以上の倒産は55件で、2年連続で過去最多を更新した。コメや肉類をはじめとした食材の費用高騰に加え、在宅勤務の拡大による事業所向け仕出し弁当の需要縮小も逆風だ。長引く物価高に伴う消費者の節約志向で価格競争も激しくなっている。

 24年は52件だった。コンビニやスーパーの弁当の品質向上もあって競合先が増え、個人経営者が法的手続きを取らずに、廃業や閉店を決断する例も多いとみられる。

 帝国データバンクが...

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