
小学時代にトロフィーを手にする荘司=2012年(両親提供)
「子鹿のような脚」だった少年が、堂々とプロ野球開幕戦のマウンドに立った。東北楽天のプロ4年目右腕、荘司康誠投手(25)が27日、京セラドーム大阪(大阪市)であったオリックス戦で初の開幕投手を務め、勝利をもたらした。スタンドで見守った両親の胸には、プロ入りまでの苦難の思い出と感慨が去来した。
※記事と写真は河北新報社提供
新潟県出身の荘司は小学2年で野球を始めた。「試合前に『今日は岩隈』『今日はマー君』と宣言し、本当にそのフォームで投げた」と、父の聡さん(62)は記憶をたどる。
思い通りに体を操ることができ、岩隈久志さんや田中将大投手(巨人)の投げ方を器用にまねた。「楽天の選手ばかりで、昔から縁があったのかもしれない」と聡さんは笑う。
中学生になると、...
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