アルビレックス新潟は2026年、シーズン移行に伴う特別大会「百年構想リーグ」を戦っています。紙面でも試合の後の選手の言葉、監督の言葉を伝えていきますが、ウェブ版では取材した内容をより詳しく紹介します。

5月10日第16節アウェー金沢戦後

[新潟1ー1(PK2-3)金沢]

監督会見のほか、DF藤原奏哉選手、DF藤原優大選手、DF森昂大選手、GK吉満大介選手に話を聞きました!

◆金沢の辻田真輝監督 両チームサポーター多数「素晴らしい雰囲気の試合」

(試合を振り返ると)

連戦の最後の試合っていうところと、ホームで勝利を届けられない試合が続いてたので、なんとしても勝利を届けたいっていう気持ちが一番でした。まあ最終的には勝ち点2にとどまりましたけど、勝利を届けられたことは一つは良かったかなと思っています。

内容に関しては、トレーニングの回数は少なかったですけども、イメージを合わせながらできた部分と、攻守においてゴール前のクオリティっていうところは大事にしていきたいなっていうところは伝えてはいましたけども。まあ最終的には2点目が奪えなかったっていうところが大きなポイントだと思ってますし、最終的に追い付かれた部分に関しては、ちょっとしたマネジメントだったりとか、もう1回ワンプレーずつっていうところを大事にしながら次の試合に向けて準備したいなと思います。

(5連戦を終えて、いろんな選手が出場した。どんな収穫があったか)

収穫に関しては、誰が戦えるか戦えないかっていうところが一番だと思ってますし、まあ、そこにどういう肉付けをしていくか、ベースでやっていたところと、少しやりたいことっていうところを変えながらというか、もう少し選手同士でイメージが合うようなことを、これからやっていこうとは思ってるので。いろんな選手がいろんなシチュエーションで出場しましたけども、残りの試合を、今日この中で勝ち取った選手としっかりとつなげていきたいなと思っています。

(逆に課題として見えた部分はありますか)

うーん、課題に関してはもう勝負事ですし、相手もあることなので、言葉ではなかなか表現できませんけど。やはりゴール前のクオリティっていうところに関しては、選手だけではないと思ってますし、構造上の問題っていうところも、いい意味でも悪い意味でもっていうところの課題っていうところは見受けられたと思ってるので。

ただ、得点を生む作業っていうところは変わらずやっていかないといけないと思っているので。選手自身も一人一人が感じていると思うので、そこの質を上げる、そのための回数を増やすっていうところを課題としてやっていきたいなと思ってます。

(構造上の問題というのは)

自分たちのシステムだったりとか、相手のシステムっていうのがまずある中で、まあシステムは関係ない部分で言えば、個人の1対1であったりとか、1対1を1対2にするのか、2対1にするのかっていうところは個人の判断というところもありますし。

また、そういったところの迷いっていうことに関しては、並び方とか、どういうふうに自分たちに優位性を持たせるかっていうところは構造の中でしっかりできると思っているので。言いながらっていうところもありますけど、やっぱりプレーの中で選手がしっかりと判断しやすくできるように、っていうところはしっかりとやりたい。

(「最後のマネジメント」という話があったが、リードしながらカウンター気味に来られるシーンも終盤に多かった)

一つは、やっぱり2点目を奪いにいけるっていうところで、お互いにスペースのつき方っていうのはあったと思うんですけど。攻撃の終わり方、攻め切って終わるっていうところと、自分たちが人数をかけた後のところ、守備の選手も奪いにいってスペースを与えてしまうところもありましたし。

そこは冷静にできるかどうかっていうところも含めてですけど、やはり後ろとのつながりだったりとか、中央の選手、やっぱり自分が出て行った背中っていうところを見えている選手がいるとは思うので、そういった選手がしっかりコントロールできるかっていうところは、カウンターを受けない・カウンターを打つっていうところではポイントなのかなと思います。

(スタジアムの雰囲気が影響しましたか)

そうですね、前半もそうですし、後半も、まあ冷静にやりなさいっていうところは伝えてますけど。ちょっと難しかったのかなっていうところはありますし、必要以上に前掛かってしまったりとか。

お互いにあったとは思うんですけども、そういったところは新潟さんもたくさんお客さんが入ってて、素晴らしい雰囲気の中でできたっていうところも含めて、そういった雰囲気の中でも落ち着いてできるかどうかっていうところは改めて重要なポイントになるなっていうのはベンチで見てても感じました。

(新潟、金沢で監督を務めた柳下正明さんが、ゲストで来られていた試合でした。お付き合いも長いと思いますけど、柳下さんにいいところを見せられたでしょうか)

うーん、まあ試合前と、試合終わった後も少しだけ話をしてきましたけど、いいところを見せられたかというと、見せられなかったなっていうのが一つと、あとはゴースタに初めて来られたんで。新潟さんとも柳下さんは縁がありますし、こういう試合を見ていただけたっていうことに関しては良かったなと思います。

勝ち点2ではありますけど、勝利を届けられたっていう意味では、いい結果を届けられたとは思ってますけど、個人的に良いところは見せられなかったなっていうところはあります。

(試合前に花束贈呈のセレモニーもあった山本義道選手がゴールも決めました。今日の活躍については?)

キャリアをうちで始めた選手ですし、移籍を重ねてはいますけど、今こうしてキャリアをスタートしたクラブに戻ってきて、こういう記録を達成したっていうところは素晴らしいことだなと思います。こういった試合で得点を生むっていうところでは、持ってるっていうところもありますし。

ただ、90分ピッチにいられないっていうところは、厳しいようですけど、課題というか、さらに上のレベルに選手としていくんであれば必要なことだとは感じてます。ただ今年に関してはキャプテンも任せていますし、まあ色々なキャラクターのところも含めて成長っていうのは感じている選手なので、引き続き、また次の記録に向けてチームを勝たせる選手になってほしいなと思います。

◆船越優蔵監督「非常に悔いの残る試合」

(試合の総括をお願いします)

はい。5連戦の最後ということ、選手がすごくファイトしてくれたっていう点と、あとは、やっぱり新潟サポーターが多く来てくれて、ホームのような雰囲気を作ってくれた中で、最後に意地を見せることはできたんですけども、笑顔で(新潟に)帰してあげることができなかったっていうところが、非常に悔いの残る試合だったかなと思いますが、ツエーゲンさんとお互い良さを出し合いながら、得点こそ1対1でしたが、シュートチャンスがお互いに多くて、見てる方は楽しかったのかな。そういう試合だったのかなと思います。

(前半は決定機が少なかったが、後半に盛り返せた要因は。てこ入れしたところは)

まあ、前半の入りは悪くなかったんですけども、相手のシステムのミスマッチのところをうまく突かれたっていうところと、あと、すごく選手がやる気に満ちあふれていたんですけど、そこにちょっと統制が取れなかったというか、守備のところで。行きすぎていた部分もあったので、そこはハーフタイムに伝えました。あとはシンプルに選手の配置とやり方を修正して、後半につなげたというところです。

(シュートこそ決まらなかったが、アグレッシブさは出せたと考えていますか?)

まあ、サッカーは90分あるスポーツなので、後半だけ良くてもダメですし、前半だけ良くてもダメなので。90分、1試合通して出せないと意味がないと思います。ただ、今日、選手たちが後半に見せてくれた姿勢とか、パフォーマンスは一定の評価はしています。が、試合に負けてしまったので、この負けをどう捉えるかっていうのは、非常に重要かなと思います。

(ビハインドの場面で森昂大選手を投入し、そこから得点にもつながった。これまでにはない戦術だったと思うが狙いや評価は?)

まあ、そこまで行けていて、...

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