3月に「南」と「西」の運行エリアを加えた「あいくる」=柏崎市北半田2

 柏崎市の人工知能(AI)を使った予約制乗り合いタクシー「あいくる」の運行エリアが3月に拡大し、市が2022年から目標としていた東西南北のエリアを網羅する形になった。市は運行の効率化を図り、市内全域での運行も検討している。一方で、エリアによって利用者数が大きく異なり、今後は運転士の確保が厳しくなるなどの課題も浮かぶ。

 あいくるは平日のみの運行で、23年に市中心部の「中央エリア」で始まった。25年秋にエリアを拡大し、西山地域や高浜地区などの「北エリア」で週3回、北条地区や中鯖石地区の「東エリア」で週2回の運行がスタートした。今年2月の1日平均利用者数は141人で、23年11月の運行開始時の58人から、2・4倍に増えた。

 今回運行範囲に加わったのは、別俣地区や野田・鵜川地区の「南エリア」と、上米山地区と米山地区の「西エリア」。路線バスの本数が少ない上に単身の高齢者が多く...

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