作付けが終わった水田地帯=22日、新潟市西区
作付けが終わった水田地帯=22日、新潟市西区

 JA全農県本部(新潟市西区)が当初4月までに提示する方針を示していた、2026年産米の仮渡し金(概算金)の「最低保証額」について、22日現在もまとまっていないことが関係者への取材で分かった。民間在庫量が適正水準を上回りコメ余りの状況となる中、卸業者との交渉が難航していることなどが要因。関係者は算定を急ぐが、生産者からは、現状では経営の見通しが立てづらいとの戸惑いの声も上がる。

 仮渡し金の額は、長年収穫直前の夏に提示していた。しかし「令和の米騒動」をきっかけに民間業者との集荷競争が激化。集荷量回復のため、JA全農県本部は25年は2月末に「最低保証額」の形で、作付け前に初めて試行的に示した。

 一般コシヒカリで...

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