10日投開票の参院選で、過去の国政選挙や知事選で大きな争点となってきた東京電力柏崎刈羽原発の再稼働問題が埋没している。選挙戦は中盤に入り、立憲民主党現職の森裕子氏(66)、自民党新人の小林一大(かずひろ)氏(49)の主要2候補がいずれも街頭演説などで全県を奔走しているが、これまでこの問題には触れないか、触れてもごくわずかだ。東電の不祥事で同原発は当面、再稼働できない状態にある。そのため候補者には、県民が差し迫った課題と捉えておらず、訴えても関心を呼ばないとの判断があるようだ。

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