県歯科医師会が導入した巡回歯科診療車
県歯科医師会が導入した巡回歯科診療車

 県歯科医師会(新潟市中央区)は、災害時に被災地で歯の治療などをする巡回歯科診療車1台を導入した。車内で寝泊まりができる珍しい仕様で、泊まる場所が確保できない地域にも出向くことが可能。導入のきっかけは、歯科医師の被災地での診察経験だった。

 巡回車は全長約6・3メートル、幅約2・1メートル、高さ約2・7メートルで、キャンピングカーをベースにしている。虫歯治療や手術ができる機器を備え、車体上部のソーラーパネルや家庭用の大型電源で電力を賄う。診療台の周辺には、ベッドにもなる座席があり、3人が就寝できる。

 導入は、県歯科医師会理事の穗苅雅人さん(60)=燕市=の経験に基づく。2011年の東日本大震災後、...

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