各戸につながるタンクに水を補充する給水車。週4回、欠かさず訪れる=宮崎市の持田集落
各戸につながるタンクに水を補充する給水車。週4回、欠かさず訪れる=宮崎市の持田集落

 新潟県内では水道管や下水道管の老朽化が進み、対応を迫られている。地下に潜む危機をどう回避するか。県内の現状と課題を探った。

 車がすれ違うのもままならない山道を、中型トラックの給水車が慎重に進む。道に沿って電線はあるが、携帯電話の電波は届かない。目的地は、宮崎市の旧田野町地域中心部から南に約5キロ離れた持田集落。浄水場からの水道管はつながっていない。週4日訪れる給水車が2世帯3人の生活を支える。

 全国的に注目を集めている「運搬送水」という手法だ。各家庭に接続された管の最上流部に設けられたタンク(5トン)に給水する。...

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