左から届け出順に諸派新人の遠藤弘樹氏、NHK党新人の越智寛之氏、立憲民主党現職の森裕子氏、自民党新人の小林一大氏
左から届け出順に諸派新人の遠藤弘樹氏、NHK党新人の越智寛之氏、立憲民主党現職の森裕子氏、自民党新人の小林一大氏

 稲作を中心とした新潟県の農業が窮地にある。新型コロナウイルス禍で外食需要が急減し、米価が下落。ロシアのウクライナ侵攻に伴って、輸入に依存してきた化学肥料などの価格が高騰し、農家の経営を脅かす。食料の生産、確保策の根本的な議論が求められている。自民党が生産基盤の強化に多彩な支援を掲げるのに対し、立憲民主党は旧民主党政権で導入された戸別所得補償制度の復活を訴える。参院選新潟選挙区(改選数1)の候補者間でも主張は対立している...

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