新潟日報社が2〜5日に実施した世論調査では、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働と憲法9条の改正について賛否を聞いた。原発の再稼働は、「反対」「どちらかといえば反対」の否定的な回答は計41・2%で、「賛成」「どちらかといえば賛成」とした肯定的回答の計32・0%を上回った。昨年の前回調査より肯定的な回答が増えたものの、県民に再稼働に慎重な姿勢がなお根強いことがうかがえる。

 

 最も多かったのは、「どちらともいえない」の24・6%。否定的回答は、同様の方法で実施した2021年10月衆院選時の前回世論調査と比べて10・3ポイント減った。一方、肯定的回答は前回から8・5ポイント増え、2015年12月に同様の質問...

残り339文字(全文:639文字)