福島第1原発3号機の原子炉圧力容器と格納容器
 福島第1原発3号機の原子炉圧力容器と格納容器
 東京電力福島第1原発3号機の原子炉圧力容器底部付近。容器底部とみられる構造物(右矢印)や、本来容器内にある制御棒関連の部品(左矢印)がむき出しになっている(東電提供)

 東京電力は3月、廃炉作業中の福島第1原発3号機で実施した超小型ドローンによる調査で、原子炉圧力容器の底部に開いた穴を撮影することに初めて成功しました。

 Q どうして穴が?

 A 第1原発は2011年3月の東日本大震災による地震と津波で全ての電源を失い、原子炉を冷やせなくなった1~3号機で炉心溶融(メルトダウン)が起きました。3号機では炉心にあった燃料の大半が溶けて圧力容器を突き破り、穴はその際に開いた可能性があります。溶け落ちた燃料は周囲の金属やコンクリートと混じり合った溶融核燃料(デブリ)となり、外側の格納容器の底にたまったとみられます。

 Q どんな映像を撮影できたの?

 A 鋼鉄製の圧力容器の底(厚さ14...

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