ペリー提督の資料について説明するマシュー・ペリーさん=4月、米東部メリーランド州ブーイ(共同)
 ペリー提督の資料について説明するマシュー・ペリーさん=4月、米東部メリーランド州ブーイ(共同)
 懐中時計を手にするペリー提督の兄弟の子孫、マシュー・ペリーさん=4月、米東部メリーランド州ブーイ(共同)
 日本遠征時にペリー提督が身につけていたという懐中時計。ペリー提督の名前も刻まれている=4月、米東部メリーランド州ブーイ(共同)
 米国メリーランド州・ブーイ、ワシントン

 1853年に黒船を率いた米国のマシュー・ペリー提督は江戸幕府に開国を迫った。米国建国250年目の今、トランプ大統領は軍事力を背景に強圧的な外交を展開。提督の子孫は「砲艦外交」に回帰するような振る舞いに憂いを募らせ、「他国の文化や立場を尊重すべきだ」と考えている。

 ▽太平洋到達

 日本遠征時に提督が身につけていたという懐中時計は、スマートフォンぐらいの重さだった。4月下旬、提督の兄弟の子孫で同じ名前を受け継ぐマシュー・ペリーさん(85)が首都ワシントン近郊の東部メリーランド州ブーイにある家でゆかりの品を見せてくれた。

 懐中時計の最初の持ち主は提督の兄オリバー・ペリー(1785~1819年)。19世紀初...

残り739文字(全文:1038文字)