毎年恒例の、元旦に撮影する家族写真=2026年1月1日、東京都葛飾区(岸本太一さん提供)
毎年恒例の、元旦に撮影する家族写真=2026年1月1日、東京都葛飾区(岸本太一さん提供)
6歳のころの岸本心咲さんと家族=2018年1月
島根県の家族が撮影した、カメラにほほえむ「18トリソミー」の子ども=(Team18提供)
「18トリソミー」のわが子を抱く女性=2020年3月、神奈川県内(Team18提供)
車いすに乗り公園を散歩する岸本心咲さん(右)と太一さん=2025年7月、東京都葛飾区(太一さん提供)

 染色体の異常のためにさまざまな合併症にかかる「18トリソミー」という先天性の疾患がある。ダウン症(21トリソミー)などとともに、妊婦の血液中にある胎児のDNA断片を調べる「新出生前検査(NIPT)」で発見できる。陽性が確定すると、中絶を選ぶケースが多いとされる。

 「命の選別」につながるとの懸念が尽きない検査が社会に浸透しつつある中で、18トリソミーの家族団体「Team(チーム)18」が、子どもたちや家族の日常を切り取った写真集の出版に向けて準備を進めている。その思いとは。(共同通信=広江滋規)

 ▽生まれる頻度は3500~8500人に1人

 18トリソミーは23対46本ある人の染色体のうち、18番染色...

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