
ベラルーシ南西部ブレストの内分泌専門診療所で、甲状腺検査について説明するアルツール・グリゴロビッチ所長=4月(共同)
旧ソ連ウクライナのチョルノービリ(チェルノブイリ)原発事故で放出された放射性物質の7割が降下したとされる「最大の被害国」ベラルーシ。今も国土の12%が汚染され、被ばくに起因する疾患がある人も多い。ウクライナに侵攻するロシアの同盟国で、西側の支援は困難に。事故後の処理作業や検査に従事した人々は資金不足の中、爪痕と対峙し続けている。
▽犠牲
「未来世代のために尽力した全ての人に繁栄と健康を」。事故から40年の節目となった4月26日、雪が舞う首都ミンスク郊外の教会で約30人の元作業員らが犠牲者に祈りをささげた。ルカシェンコ大統領はこの日、元作業員に言及しなかった。
「健康を失い、深刻な被害を受けた。国に...
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