中央大学教授の岡嶋裕史さん
 中央大学教授の岡嶋裕史さん
 クラウドのイメージ

 Q 「クラウドに保存する」という言い方を日常的にするようになりました。クラウドは雲を意味する英語ですが、データがまさか空中にあるわけではありません。本当はどこにありますか。

 A クラウドの正体は世界各地に点在するデータセンターです。データを処理したり、保管したりするための無数のサーバーが昼夜を問わず動き続けています。スマートフォンで写真を「クラウドに保存」した瞬間、その画像データはインターネットを通じて、どことも知れぬデータセンターに運ばれ、保管されます。

 「どことも知れぬ」がポイントで、速く回答をくれたり、電気代がかからなかったりする、そのときに最も都合のいいコンピューターが仕事を引き受けます。特...

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