
米国の主力ミサイルの推定使用量
米軍がイランとの戦闘で大量の主力ミサイルを消耗し、台湾有事が起きた場合の即応能力に影響するのではないかとの懸念が米国内外で広がっている。一部は在庫の半数以上を使ったとの分析もあり、補充に数年単位を要する見通しだ。戦闘終結が見通せず、米軍が戦力を中東に振り向ける中、日本も抑止力低下に神経をとがらせる。
▽警鐘
「生産規模の拡大に1~2年かかる。それでは間に合わない」。米インド太平洋軍のパパロ司令官は4月21日、上院軍事委員会の公聴会で高性能ミサイルの増産の見通しを巡り危機感を示した。
米軍は2月末に始めた対イラン作戦で、4月8日の停戦合意発表までに1万3千を超える標的を攻撃。陸上や艦艇、軍用機から大...
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