
先端AIの脅威と活用
先進7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議は、先端の人工知能(AI)への対応を急ぐことで一致した。米新興アンソロピックの生成AI「クロード・ミュトス」の登場でサイバー攻撃への警戒が高まり、成長の推進役としての期待と不安が交錯する。G7は対中国を見据え、リスク管理と技術革新の両立へ連携を模索する。
▽打破
「G7としてサイバーリスクの状況把握と対応策を早急に共有し、具体策をまとめる」。片山さつき財務相は初日討議の終了後の記者会見で、厳しい表情で語った。
アンソロピックは、ミュトスの高性能ゆえの危険性をこう説明する。「主要な基本ソフト(OS)やウェブブラウザーの全てで欠陥を特定し、それを悪用できる」
高...
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