25日、米バージニア州アーリントン国立墓地で敬礼するトランプ大統領(AP=共同)
 25日、米バージニア州アーリントン国立墓地で敬礼するトランプ大統領(AP=共同)
 25日、米バージニア州アーリントン国立墓地で演説するトランプ大統領(AP=共同)
 26日、健康診断を受けたウォルター・リード軍医療センターを離れるトランプ米大統領(左)=メリーランド州ベセスダ(AP=共同)
 想定される今後のシナリオ

 米イランの戦闘開始から3カ月。トランプ米大統領は、開戦前には存在しなかったイランによるホルムズ海峡の実効支配というしっぺ返しを食らった。海峡開放による経済の安定化が最優先課題となり、最大の目的に掲げるはずのイラン核問題の解決は事実上先送りに。レガシー(政治遺産)づくりを目指した「トランプの戦争」の長期化は、自らを窮地に追い込んでいる。

 ▽原状回復

 「力関係が一変した。米国は世界の極めて重要な地域で支配力を失った」。米シンクタンク、ブルッキングズ研究所のロバート・ケーガン上席研究員は米イラン戦争の“成果”をこう評した。

 トランプ氏には誤算が重なった。攻撃初日の2月28日に最高指導者アリ・ハメネイ師を...

残り948文字(全文:1247文字)