東急キッズベースキャンプの職員と子どもら=2026年3月19日午後、東京都世田谷区(東急キッズベースキャンプ提供)
東急キッズベースキャンプの職員と子どもら=2026年3月19日午後、東京都世田谷区(東急キッズベースキャンプ提供)
「キッズコーチ」と呼ばれる東急キッズベースキャンプの職員と子どもら。壁に背を向けることで視野を広く確保し、死角を作らないように気をつけている=2026年3月19日午後、東京都世田谷区(東急キッズベースキャンプ提供)
島根太郎社長(東急キッズベースキャンプ提供)
日本版DBSに取り組む民間事業者用のマーク「こまもろう」(こども家庭庁提供)

 2003年ごろ、新規事業の立ち上げを支援する会社に勤めていた島根太郎さん(60)は、カウンセリングオフィスの設立に携わっていた。

 患者にとってより良いカウンセリングは何かを模索し、メンタルヘルスや心理学に関する書籍を読んでいると、こんな内容の記述に出会った。

 「小児性愛障害は精神疾患のひとつ」「統計的に一定数が存在する」

 この時の知識が、後に役立つ。

 2005年、同じ会社で民間学童保育の事業を構想。どんなリスクがあるかを考えた。

 「ビジネスの世界では、リスク管理は当たり前だから」

 暴力や暴言、いじめ、そして性加害が浮かんだ。学んだ知識にあった「小児性愛者は必ず存在する」ことを前提に、対策を考え始めた―。

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