手術翌日、ICUで治療を受ける記者=2025年12月18日、東京都内
手術翌日、ICUで治療を受ける記者=2025年12月18日、東京都内
医療用ホチキスを抜く前に家族に撮ってもらった頭部の傷痕写真=2025年12月23日
手術前にMRIで撮影した記者の脳内写真。顔の正面から写したもので、画面左側にあるはずの右中大脳動脈は脱落が進み、映っていない=2025年9月9日、東京都内
もやもや病について説明する黒田敏・富山大教授=富山市
復職後の記者。傷痕からは髪の毛が生え、帽子をかぶる必要はなくなった=2026年5月25日、福井支局

 2025年春、共同通信の記者の私(26)は福井市に赴任した。当時25歳。入社4年目で、福井支局では最年長の記者として、県庁の取材を担当することになった。

 突如めまいを覚えるようになったのは、7月下旬ごろ。参院選や福井県での原発新設に向けた調査検討といった大型ニュースが続き、忙しい日々を送っていた。

 ある時は、起床直後に天井がぐらぐら揺れて見えるような激しいめまいに襲われた。疲れがたまっているのだろうと思い込み、仮眠をとって午後は車を走らせ取材した。

 お盆休みに入った直後、旅行先で倒れ、搬送先の病院で医師から告げられた。 

 「脳梗塞一歩手前の状態。もやもや病の疑いがある」(共同通信=島田早紀)

 ▽左半身の...

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